L'excrément du chat

3

んんんんー。んっ。

ぷりっ。

おしりをぐるりとまわしてびゅーちほーなとぐろをまく。

きょうもみごとなうんこっぷり。

ぼくさいこー。

「ちびー、いるかー?」

あ、ままだ。

ままみてみてぼくのうんこー。

きょうはまだいちだんときれいにできたよ。

ほめてほめてー。

「なにさ、飯はまだよ。こら、まとわりつくなや、邪魔」

あ、ままふんだ。

「う?」

ままぼくのうんこふんだ。

「うぎゃああああっ!」

ままはいつもこえがおっきい。

それはとてもけんこうでよいことだ。

きれいでつよいままがぼくはだいすき。

「くさっ! たまらんわ、ボケェ! あーもー、うがあああぁぁぁっ! どこでもうんこするなやーっ! 何度言ったらわかるんじゃーっ、このくそちびっ!!!」

ぐ。

くびねっこつかまれた。

ぐにゃっ。

ぐにゃーーーーーーーーー。

「ほら、ここ」

おとされた。

「うんこは、ここで、する。ところかまわずして回らない。わかったか?」

じゃりじゃりのきれいなおすな。

まっさらのおひさまのにおいがする。

ままみる。

おすなみる。

ままみる。

おすなみる。

……うん?

あっそうだ。

ままみてみてぼくのうんこくっさいでしょ

「だから、そっちじゃないゆってるさー!! しまいにゃ皮はいで三味線屋に売り飛ばすどおどりゃー!」

ぺいっ。

はたかれた。

いたいよまま。

ぼくなにかした?

「どうしろってのよもう…」

ままはおててをあたまにあてておそらにむかってしゃべる。

ちょっとこわい。

「うん、そう。どうしてもトイレの場所覚えてくれないのよ。叱っても全然ダメで…え? 叱るのは逆効果? うん。うん。そうなんだ。うん。そう。わかった。試してみる。ありがとうね」

ままはうんこのついたあしのしろいけがわをぬいだ。

すごい。

ままいまのどうやったの。

ぼくもやってみるけどあれえおかしいなあぬげないよ。

あれえ。

「おろしたてだったのになぁ」

ままはけがわをおすなにごしごしこすってそのままおすなにうめた。

……………。

ままみる。

おすなみる。

ままみる。

とつぜんてんからいなずまのようにふってきたかんがえがひらめいた!

ぼくてんさい?

ちょうどおちんちんがむずむずしてきたからおすなのうえでおしっこをする。

ぶるるるっ。

んー、いいぐあいにくっさー。

まま?

「そう、よく覚えとくのよ」

ままがぼくのあたまをくしゃくしゃする。

くすぐったいよまま。

「覚えとくのよ。おまえは私の共同生活者なの。最低限のマナーをちゃんと守っておきなさい。そうすればその間はここに置いといてあげる。いいわね」

やだくすぐったい、くすぐったいよままぁ。

まま、だいすき。

 

(c) Okada Jun 2001. L'excrement du chat