YF19、マニュアルではわからない変形ガイド ver0.3

2000/8/1 ゆん

*文書中の写真では樹脂部分と金属部分の塗装が極端に 異なる発色になっていますが、これは写真写りが悪いだけで、 実際の製品では発色の問題はありません。
*この文書を参考にした結果、 トイを破損してしまったり、 怪我をしたりと不具合をこうむった場合も、 ゆんは一切責任をとりません。
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株式会社やまとから待望の YF19が発売されました。

出来のよいバルキリーのガレージキットで名高いスタジオハーフアイに技術協力を仰いだだけあって、ファイター形態、バトロイド形態共にバランスのよいプロポーションにまとまっている出来のよいトイです。が、うまく変形させられないで嘆いている人も少くないようです。

かくいう私も、まともに変形させられるようになるまでは相当手こずりました。 マニュアルの記述が簡潔であるので勘違いしがちですが、このトイの変形の マージンはかなり小さく、タイトになっています。 マニュアルに書いてある通りの手順を省略したり 入れ換えたりせずに実行しないと正しく変形させることはできません。 また、マニュアルだけではわからない変形のポイントも存在します。

うまくYF19を変形させられずに悩んでいる人へ、 少しでもヒントにでもなればと思ってこの文書を記します。



いきなり核心

一番のポイントは、マニュアルの13番目の 『胸部パーツをはめ込み、主翼を胸部の上のスリットにはめ込みます』 の部分です。 ここで、胸部をうまくはめ込む事ができない、 もしくは胸部パーツをはめ込めても主翼をうまくはめ込めないといった 症状に悩まされいる人が大半では無いかと思います。

ここでパーツを無理矢理はめ込むと、写真のように 機首カバーと機首の境界に負荷がかかり、 最悪の場合機首カバーのツメが折れてしまうことになります (写真の機体はすでにツメが折れてしまっています)。

これを避ける第一の方法は、まずマニュアル通りの 手順の変形を心がける事です。 手順を入れ替えたり省略したりする事はトラブルの 原因になります。

さらにその上で、マニュアルを読んでいる だけではわかりづらい、 見落してしまいがちなポイントがいくつか存在します。



股関節の角度

第一のポイントは股関節の角度です。 脚全体が綺麗に機首と水平になるような位置に、 股関節のラチェットを調整します。

この時、股関節を動かしてぎりぎり水平に持っていける状態では 駄目で、水平の状態から前後にマージンを持った位置へラチェットを 調整しておかなければなりません。

これをちゃんとしておかないと、後で機首カバーに負荷がかかります。



ジャバラの格納

膝裏のジャバラは腿の方向に格納します。 少々固いかも知れませんが、爪をひっかけて力を入れてやれば くるりと回って格納することができます。

ジャバラを収納し忘れたまま無理矢理変形させると、 まず確実に機首カバーのツメが折れることになります。


この後、腿裏のシャッターを閉じれば完璧なのですが、 パーツの精度の問題でシャッターを閉じられない事があります。 ですが、ジャバラが格納できてさえいれば変形に支障はありません。



胸部をはめ込む

そもそも機首カバーに負荷をかける原因になっているのが、 下半身と上半身をつなぐスライドです。 このパーツが直上のパーツと干渉するせいで、 負荷がかかり機首カバーと機首の境界がうまく 噛み合わないようになっています。

あまりにも干渉がひどい場合は、上部パーツを 少し削るなどの対策が必要ですが、そこまで しなくても次のポイントを押さえることで 負荷を押さえることができます。


シャフトの、ネジ受けになってふくらんでいる部分では 特に干渉が大きくなるので、シャフトをできる限り 引き出してやる事がポイントになります。

マニュアルの手順通り、脚はまだはめ込まず、主翼も浮かせたままにしておきます。 主翼と胸部を同時にはめ込もうとすると、かなり強めの負荷がかかります。

胸部パーツのみをはめ込んだ状態で、機首と腰パーツを反対方向に 強く引っぱってやります。シャフトがきちんと引き出されると、 機首カバーと機首の境界にはほとんど負荷がかからなくなっている はずです。



主翼をはめ込む

最後にこの状態で、主翼をはめ込みます。 胸部全体を片手で持ち上げるようにして隙間を作ってやり 主翼を押し込むようにするとはめ込み易いです。



まとめ

これらのポイントに気をつければ、 随分変形は楽になるかと思います。

とにかく重要なのが、機首と機首カバーが 常にツライチになるように気をつけることで、 どうしても隙間が開くようなら、どこかで 手順を間違っている可能性が高いです (もしくは不良品か)。

この他にも気をつけるべき個所や、 文書の勘違いなどに気がついた方は、 是非メールで御連絡ください